

牛と向き合い続ける、71歳の覚悟

宮崎県日之影町で和牛繁殖を営む、飯干武典さん。
祖父の代から続く牛飼いを受け継ぎ、現在71歳の3代目。公務員として勤めた後に就農し、牛飼い歴は21年。3つの牛舎と裏山の放牧場で「自然に育てる」をモットーに、和牛と向き合い続けています。
地元・西臼杵の受精卵はもちろん、事業団の育成牛も手がけながら、より良い牛を目指して改良を重ねてきました。不況の中で牛を手放す農家も少なくない今「それも覚悟の上で増やしていきます」と語る飯干さん。
その言葉に込められた、71歳牛飼いの覚悟の物語をお届けします。