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人より牛が多い町で、命と向き合う

佐賀県玄海町——玄界灘を望むこの小さな町に、中山牧場があります。3代目・中山俊さんは言います。「私たちは、命を繋ぐ仕事をしているんです」
山を切り拓き、自らの手で牛舎を建てる。ひとり1台、工具付きのトラックを持ち、現場に応じた設備をつくる。そんな日常が、この牧場の風景です。生後7日目の子牛は“牛の保育園”へ預けられ、約10ヶ月後に牧場へ帰ってきます。若手スタッフ、そして肥育歴8年の古川さんのようなプロの手で、牛たちは一頭一頭、大切に育てられていきます。やがて佐賀牛は、日本各地、そして世界の食卓へと旅立ちます。でも、それは終わりではなく、新たな縁のはじまり。
その味わいをきっかけに、この町の風景や人の温もりまで感じてもらえたなら——中山さんたちは、そんな想いを胸に、今日も牛と向き合っています。牛を育てることで、町も強くなる。玄海町で紡がれる、命の物語をのぞいてみませんか?

動画で出てくる牛飼い用語集はこちら

中山牧場について

Profile image
Nakayama Ranch
佐賀県東松浦郡玄海町
頭数:約2500頭
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