みなさん、「和牛」と「国産牛」がイコールだと思っていませんか?
いいえ!それはイコールでは結ばれないのです!
和牛=国産牛ではない!
日本国内で流通している牛肉は「輸入牛」「国産牛」「和牛」の3つに分けられます。
「輸入牛」とはその名の通り、外国で加工して輸入したお肉のことをいいます。
では、「国産牛」と「和牛」は何が違うのでしょうか?
育ちが分かつ国産か否か
「国産牛」は、基本的に日本国内で肥育・加工された牛のことをいいます。
つまり、海外から輸入してきた牛でも日本国内で肥育した後、加工した場合も国産牛として表示することができるのです。しかし、そこにはきちんとしたルールがあります。
これまでの肥育期間の内、国内で肥育されている期間が最も長い牛はすべて「国産牛」となります。
つまり、 最も長く育てられた地域が日本である牛を国産牛というのです。
育った期間が同じ場合は、最後に育った地域が表示されます。
アメリカで4ヵ月、オーストラリアで8ヵ月、日本で10ヵ月育てられた牛がいると、海外で12ヵ月、日本で10ヵ月暮らしていますが「国産牛」となります。でも実際は、海外暮らしのほうが長いということもあるのです。
和牛かどうかは品種で決まる
「和牛」とは、品種に着目した区分で、日本で長い時間をかけて品種改良されてきた4品種と、それらの交雑種のみのことをいいます。それ以外は「和牛」と表示することができないのです!
その4品種とは、黒毛和種、褐毛和種、無角和種、日本短角種です。国内で肥育されている和牛の90%以上が黒毛和種、所謂、黒毛和牛なのです。
肥育をするにも、ただ太らせればよいわけではありません。餌の配合を調整したり、体調管理をしたり、様々なことに気を配らねばいけません。
こうして、コストと時間をかけて肥育された世界最高品質の日本の和牛は、世界から注目され、地位を確立しているのです。
国産牛と和牛は全然違う
「国産牛」と「和牛」は、そもそも定義が全く異なるのです。
生まれ育った場所と期間で判別されるのが「国産牛」、4品種に区分されるのが「和牛」と聞けば、全然違うことがわかりますよね!