「チャンスが転がり込んできた」種牛の未来を思い 過去を繋いでいく
江刺牛とは
岩手県奥州市江刺で和牛繁殖農家を営み、一部一貫で肥育もおこなっている及川牧場。
3代目となる及川貴士さんは、祖父から父と代々守ってきた牧場を継ぐこととなりました。当初は牛にも農業にも興味が無かったという及川さんですが、現在では和牛の未来を見据え、種牛の可能性を追求しています。
自分が育てた母牛が産んだ子牛が、種牛の候補として上がり、「チャンスが転がり込んできた」と話す及川さん。さらに、昔の血統も大事にしながら古き良き時代の牛も未来に繋いでいきたいと言います。
江刺牛として肥育にも取り組み、肥育と繁殖のどちらの面からも真剣に向き合う及川さんを取材しました。